住宅の断熱性をUAの数字で見極める

住宅には、様々な専門的な表現があります。それに着目してみると、住宅の住み心地が見えてくる事も多いです。
例えば、UAという専門用語があるのです。建物の断熱性に関する用語です。
UAは、必ず数字で表記されます。0.5や1.7など色々表記されるのですが、その数字が大きいかどうかで、建物の特徴が見えてくる事も多いのです。
基本的にはUAの数字が大きいほど、建物内から熱が多く逃げてしまう傾向があります。UAは外皮平均貫流率の略なのですが、その数字が小さい住宅ほど、熱が逃げづらい傾向があるのです。
そもそも建物内の住み心地は、断熱性に左右される一面はあります。その性能があまり優れていないと、建物内から多くの熱が逃げてしまうので、冬は寒くなってしまうでしょう。逆に夏は、少々暑くなってしまいます。
一般的には、UAが0.5を下回っているかどうかが、1つの基準になります。その数字以下の住宅ならば、断熱性能はそこそこ優れていると考えて良いでしょう。