注文住宅の失敗

注文住宅は好きな場所に収納スペースを作れますので、面白がって屋根裏ロフトや床下に収納スペースを作りました。しかし、年を取り足腰に不安があるようになると、はしごを登るのが大変になって来ました。床下の収納から物を取りだすのも大変で、普通の収納の方が楽で良いと思います。ウォークインクローゼットも年々洋服を買わなくなり、仕舞いっぱなしになるのなら壁面収納で充分ですし、面積も小さくて良かったと後悔しています。ウォークスルータイプのシューズクロークも場所を取るデメリットが多き過ぎると思います。
駅に近い住宅街に注文住宅を建てれたのは喜ばしい事なのですが、思ったよりも日当たりが悪いです。庭の大半は24時間日が当たりません。近所の家に増築でもされたら、さらに日当たりが悪くなるでしょう。現時点でも部屋の中も日当たりが悪いので照明で明るくしていますが、電気代節約のために明るくする工夫をしています。

それが壁を白色にする事です。家具やインテリアも白が多くて室内のうす暗さを緩和しています。インテリアや壁の白さは部屋が明るく広く見える効果があります。天井を高めにしていたのも偶然ですが良かったと思います。設計段階で窓をもう一つ増やすかどうかの話をしていた時に暖房効率を気にして窓を増やすのをやめてしまったのですが、増やしておけばよかったと後悔しています。ブラインドは今では自然光を利用して明るくなる商品がありますので利用しています。やれる事は全部やりましたし、住み始めて2,3年で慣れたと言いますか、今の明るさが丁度いいと感じてきました。

注文住宅の立地を決める時はすでに南側と東側に住宅が建てられていて、広めの庭と隣接していれば日当たりに関しては安心だと思います。空地の場合は後から大きな家を境界線いっぱいに建てられたら日光を遮られますから。南側と東側が道路か公園などだったらずっと安心して日当たりの良さを味わい続けられて良いのですが。